楽趣味の庭遊び基本スタンスは、石油系合成化学薬剤を使いたくない/使わないというものです。栽培資材の整理3-活性剤/活力剤で紹介した植物活性剤や活力剤を日頃活用して植物自身が持つ体力を向上させて行けば、「人体に安全かどうか不確かで・土壌汚染をしたり・益虫にまで被害を及ぼしかねず・環境に負荷をかけてしまうような」合成化学薬剤は必要ないのでは?、いや寧ろ、人間も含めた自然環境のことを考えたら使わない方がよいのでは?使ってはいけないのでは?と考えるからです。※ですから、楽趣味が入手した薬剤のうち、未使用のものがあったり、一度きりの使用で封印しているものもあります。
バラの病害虫に対する化学合成薬剤は各種出回っており、「○○病には▽▲▽剤」とか「●●虫には▼△▼剤」と効能が謳われた商品が店頭に並んでいます。それぞれが厚生労働省のポジティブリストに記載された薬剤であるということで、特定の用途に特定の使用上の注意に則り使用するように定められているわけです。
まずもって、鶏頭楽趣味は「複数の薬剤管理が出来ない!」と自信を持って言えます^^; 一つの薬剤の使用方法を使う度ごとに確認しなければいけないなんて・・・考えるだけで頭痛がしてきます。おっちょこちょいで早のみこみ早とちりな性格が災いして取扱を間違えるかも知れません。数多くの薬剤を揃える費用も道具も心的エネルギーもバカにならないだろうし、たとえコスト等の問題ではないとしても、それを使用することによって未来に残すツケがいかばかりになるのかを考えたら・・・嗚呼とんでもないことが待ち受けてるかも・・・
考えるだに頭が痛くなります。
宜しくないと自分が感じることはしない!
楽趣味のモットーの一つでもあります^^;
《結論》
めんちー管理や噴霧作業時のめんちー服装が嫌だ!
頭痛を引き起こしかねない臭いや取扱が嫌だ!
以上
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【楽趣味んちにある薬剤】
〔1〕ウドンコ病予防薬「カリグリーン」
カリグリーン1,2g×10袋(1リットル噴霧液×10回分)
ウドンコ病の予防薬として1993年の発売以来、その安全性とウドンコ病防除性の高さに加えて、ウドンコ病菌耐性問題が生じていない(つまり耐性が付いていないということ)薬剤。主成分は、食品添加物の「重曹」(ふくらし粉のこと:炭酸水素ナトリウム)とよく似た性質の「重カリ」(炭酸水素カリウム)。
重曹希釈液でもウドンコ病菌の消毒にはなるが、重曹は水に溶けにくく撒布した後葉面で白く結晶化しやすいため葉に薬害が生じやすい。
こうした重曹の欠点を、重曹分子式のナトリウムをカリウムに置き換えた重カリにすることによって〈重カリは欧米では食品添加物扱い〉克服し、結果的に人体や植物への安全性が高く且つ環境負荷の少ないウドンコ予防薬が作られることになった。
・・・って、
ちと硬い話だけど、使用しても人体や益虫や環境への負荷が少ないって大事なことアルね。噴霧液が風の方向や強さによっては撒布者にかかっちゃうし、ご近所にも迷惑をかけることになりかねないから。特にお隣に小さな子供がいたりした時にゃあ・・・。
「ウドンコ病予防注意報」が出されたら(世の中には奇特なてんちょがいるものでしてねぇ。。。おほほ)、バラに優しく人に優しく自然にも優しい手法でウドンコ病菌と立ち向かい、それでも手に負えない時はカリグリーンの力を借りて防除することをココに誓います!
2008年黒星病を避けようと軒下に移動させてウドンコ病が発生した『アブラカダブラ』。アグリチンキの存在を知らなかった当時、うがい薬の希釈液を使ったり重曹希釈液をかけたりして治療を試みたが、処置方法が悪かったため完治には長い時間を要してしまった。結果はご覧の通り、冴えない色の花が花弁縁にウドンコ病の菌糸をくっつけたままポツリポツリで二番花も寂しい限り、秋花に至っては数輪小さな花がついただけだった。本来の本品種は見事な大輪咲きの覆輪で麗しさこの世の物と思えない素晴らしいバラです。
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〔2〕ウドンコ病治療薬「パンチョ」
パンチョ 0.5g×10袋(10リットル分)
ウドンコ病治療薬として導入し2009年4月に一度使用しましたが、全て使い切らずに何包が残っています。
今は赤ニームでウドンコ対策してるし、アグリチンキという強い味方もいるので、パンチョさんはパンドラの箱に入っていただいてます^^;
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〔3〕オルトラン粒剤〈有効成分:アセフェート〉
オルトランDX粒剤1kg
農薬撒布に対しては嫌悪感があったものの、「土に撒くものだったら自分に噴霧液がかからないから未だマシかな?」という安易で無知で自分勝手でおバカな考えの楽趣味が3年以上前に最寄HCで購入したオルトラン粒剤ボトルがあります。
バラも含めた庭にある植物に集るアブラムシやカメムシ、バラゾウムシなどの害虫退治と称して1年程前までに数度撒布してました。
んがっ!この薬剤の臭いに何度も気持ち悪くなったことがあり、浸透移行性の薬剤が環境に及ぼす影響について〈たとえ鉢植えであっても水遣りで流出する水に薬剤成分が溶け込み流れ流れていずれは自分たちが口にする水に還ってくることも含め〉明らかな確証を自分自身が認識できていない以上は使用を控えた方が良いと考え、最初に買ったボトルが空になる直前に一旦使用を中止しました。念のためにと昨年袋入りを入手はしましたが未使用です。楽庭ではもう1年以上使用していません。やっぱ、薬剤が放つあの臭いはめっちゃ苦手です。自分が苦手なものを「文句も言えない植物」に与えたくないというのが今現在の正直な気持ちです。当然これもパンドラの箱行きです^^;
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〔4〕カダンセーフ〈有効成分:ソルビタン脂肪酸エステル〉
カダンセーフ 900ml
2009年3月に最寄HCで初入手。有効成分のソルビタン脂肪酸エステル(長いっ!)は、食品添加物の一つで乳化剤として用いられるフードケミカルである。今年春のウドンコ病治療時に用いたが、ハダニやアブラムシにも効果があるようだ。ウドンコ病に対しては薬剤耐性が付きにくい薬剤である。ハダニやアブラムシ等の吸汁性害虫に対しても虫の気門を塞いで窒息させる働きがある。ハダニの卵には有効かどうか分からないけれど。カダンセーフは使用後の自然分解が速く残留性が殆ど無いため果実や野菜などの収穫直前まで使えるところが長所である。
ごく僅か残っている薬液を今度ハダニが発生した時に試してみようと思う。
あれ?これてんちょんちで取扱しないのには何かワケがあるのかな?
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〔5〕アタックワンAL
バラ向き薬剤アタックワンAL950ml
バラの病害虫に効くと言うことでてんちょんちから入手したが、未開封。使用有効期限ってあるのかしら?
〔6〕ベニカDスプレー
ベニカDスプレー420ml
これもカイガラムシ対策で入手したが、使っていない。カイガラムシはJojobaオイルを垂らした古歯ブラシでこそぎ落としている。
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〔7〕アンツハンター
アンツハンターS 300ml(スプレータイプ)アリやゲジゲジ、ムカデ、ダンゴムシ等ガーデニング...
これも購入はしたが未開封。
こんなもんだったかなぁ。
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昨日タージ大佐をまいていたら、カエルやカマキリを見かけました。
返信削除2年前までバラに適応のある石油系合成化学薬剤を一通り使ってきて、今となっては期限切れ間近の物もいくつか有るけど、まあそれでもいいかと。
去年の夏、思うように庭仕事に打ち込めなくなってから、病気や虫害の完全防除を目指すのを止めました。
活力剤を積極的に取り入れている楽さんのところみたいに
綺麗じゃないけど、持てる力で咲いているバラに感動して、投げ出さないでよかったなあと思っています。
おっと、小学校の運動会が始まってしまったわ!!
カダンセーフは去年使いました。「牛乳を薄めて霧吹きで書けるといいよ」っていう話があるじゃないですか。あれとほぼ同じ仕組みでがいちゅうをやっつけるようですね。
返信削除アブランは比較的薬剤耐性がつきやすいですが、これは物理的に窒息なので、効果が落ちることがなかったように思います。
ウチの近所のHCでは、今年取り扱わなくなってしまったので、今年は使えませんでした。
下手な薬剤を使うと自分の方が殺されかねない(それこそ発作で窒息死だぜ!)私にとっては心強い最終兵器だと思っていたんですが・・
すみません。誤字ですね。
返信削除「・・霧吹きで書ける・・」
じゃなくて かける です。
失礼をばいたしました。
OMOやん 期限切れの薬剤ってどうしたらいいんでしょうね?捨てるに捨てられないでしょ?
返信削除病害虫の完全防除は、私には不気味なものにしか思えません(^^; 自然の営みの抹殺に等しいことかもって思うです。それよりも、自然の息吹を感じられて心を動かされるのは「持てる力で咲いているバラ」ってOMOやんの一言に尽きると思いますよ。しみじみそう思います。ありがとね!って気持ちが自然に湧いてくる。
今日は運動会ですか?そちらのお天気分かりませんけど、楽しく過ごしてらっしゃるのでしょうね。お腹すいた・・・
みけさんもカダンセーフ使用者でしたか^^有効成分が牛乳と同じような膜を菌糸や虫を包んでしまうようですね。天然の界面活性剤の一つでもあるし、ホイップクリームの泡立てにも使われる食品添加物なので安心ですよね。HCでの取扱がなくなったというのは何故でしょうね?確かF社の商品だったと思うのですが。
返信削除そうそう、仰るとおり下手な薬剤を使うと怖いですよね。色んな意味でも。今日ロサカニナのハダニがおさまっていないところにカダンセーフを吹きつけてきました。中身はソルビン略と99%が水だったので、殆ど洗い流す感じでやりました。
さてと、お昼ご飯食べたら、秘境に足を踏み入れないと...よし!頑張るぞっと。
F社は何か新製品でも出してんでしょうかねぇ。
返信削除先日の虫よけにしてもそうですが、虫にドクなものはそこそこ人間にも毒だと思って使わないといけないですからねぇ。カダンセーフのような薬剤はある意味安心して使えたので残念です。
で、その手作り虫よけスプレーですが、思ったとおりグリセリンで混和できましたよ。市販のグリセリンは水酸化カリウムと混合したグリセリンカリ液として販売されていますが、グリセリンも水酸化カリウムもお肌の潤いを守る成分なので問題ないかと思います。
作った液の中に適当にテキ、テキ、テキと垂らしていったらあるところで混ざりましたがな。
以上遅ればせながらご報告まで。(マツキヨの前へ行くと何か用事があったような気がするのにどーしても思い出せなくて、今頃になってしまいました。)
みけさん 虫除けスプレーレシピの追加報告ありがとうございます!垂らしながら混ぜるですか?ん?変な言い方。混ぜながら垂らすですか?これでも変かも。ま、何しかやってみれば良いですね。
返信削除最後の一文でみけ節が読めて大笑いしました!作業の疲れもふっとびましたよ!(^0^)
うはははは!
カダンセーフはネットでは商品購入できるみたいですね。明日近くのHCでも確認してみようっと。F社のHP見てみましたが製造中止にはなっていないみたいですよん。