2009-06-28
月曜なの?っ麗しのなの?っまたマチルダなの?
ロサムンディについての記事「世界のバラって?」に、バラの家てんちょから思わぬ反応(「ローズ オブ マンデー」)があって、嬉しいやら戸惑うやら... なバラの時間がしばし続いたさー。
人はこんな精神状態のことを
「嬉し恥ずかしおっポッポ」
と呼ぶ。〈いわへん、いわへん、あんただけやんなことゆぅとるんは(--;〉
ま、そんなこんなで、日々過ごしていて、部屋を片づけていたら、ずっと前にバトラ(夫)がプレゼントしてくれたバラのカタログみたいな雑誌が出てきたので、つらつらと眺め入るをりはべり、ロサムンディの写真みぃ~っけ♪ おぉ!やはりそなたは美しいのぉ。一季咲だけんど、そこがまたええのよね♪などと一人バラ^H^Hごちてふと目を移すと。。。。。
な、な、なぬぅ?
こ、こんなことがあるのね?さっそく調べ直しだわっ!
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てんちょの弟になってしまったスコット〈おめでとー♪たいへんやねー^^〉の母ちゃんがピースの次に好きなバラで、エゲレスでも長いこと愛されているポピュラーなバラだもん。色々と文献も残っているだろー。
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てなわけで、調べましたですよ。そしたら、話はなんと!ナント!南都!
「マチルダさ~~ん」
に繋がっていたのです。まぁ、なんとバラと縁の深い名前だこと、マチルダって。
話がごっちゃになってはいかんので、自分でもっかい読み直しました、自分の記事を。
ふむふむ、ヘンリー1世の妻がスコットランドから再亡命した麗しのマチルダMathilda妃だったわね。
ヘンリー1世はマチルダ王妃をこよなく愛したのでしょう、娘にもマチルダMatildaと名付けてます。
で、父ちゃんの死後、マチルダ王女が後継者としてMatilda the Empressになります。
だども、マチルダ女王は「ドイツにあるのになにゆえローマ?」って世界史授業中疑問に思ったかの有名な神聖ローマ帝国ハインリヒ5世と結婚して、あちゃらの皇后になってしまうんですね。でもって、ハインリヒが没して祖国に帰るんですわ。ほんで、今度はおフランスのアンジュー伯と再婚します。で、安寿との間にもうけた息子アンリ(英語だとヘンリー)が英王ヘンリー2世として即位するんです。
このヘンリー2世の王妃となったんが、フランスのエレノアールダキテーヌAlienor d'Aquitaine。
んでもって、ヘンリー2世には愛妾がおったんですわ、へぇ。
その女性の名前が、ちゃんちゃちゃ~~ん!
ロザムンド
麗しのロサリンド・・・それは楽趣味がつけてるバラのblog んなんはこっちゃおいといてー、
麗しのロザムンドって言われたくらいですからとても美しい女性だったとか。
ヘンリー2世はエレノアール王妃との間に多くの子女をもうけていますが、
浮気心はどうしようもないっすね、男ってやつは。。。
王妃のロザムンドに対する嫉妬心を知ってか、人知れぬ所にロザムンドを匿ったとか。。。
ったく、男ってやつは...ま、それは人の世の常。
はい、はい、はい、はい。
勘の良い読者ならおわかりでしょ?
なにやら不吉な雲がたれ込めてきましたねー、怖いですねー。
そう、嫉妬に駆られたエレノアール王妃が「殺めよ」という命を下したとかそうでなかったとかいう噂話があったようです。
「麗しのロザムンド 愛に散る!」
12世紀当時ゴシップ誌があったら、こんな見出しが走ったかも。
でも、絵画の題材にもなっていて、必ずといって良いほどバラがロザムンドの絵には描かれていますから、「世界のバラ」であるロサムンディと「麗しのロザムンド」が重ねて語られていたことは考えられますね。
ま、そんだけロサムンディが「世界のバラ」の名にふさわしい美しい薔薇だってことも表しているんでしょうけど。スコットの母ちゃんも好きなバラだし。
ちなみに、ヘンリー2世の即位(1154年)は同時にプランタジネット朝Plantagenetの始まりとなります。何だか世界史のあの眠~~い時間を思い出してしまいますねぇ。同じ名前がたくさん出てきて、英傑王だの獅子心王だの、なんやねん、それ?って感じの。
世界史の先生の飛ばす冗談でさえ、子守歌になってしまったあのころ。。。(遠い目)
「ネブカドネザル王ハメソポタミ....(_ _)zzzzzzzZZ...眠いけど寝ない!寝ブカド寝ザルだぞ!楽趣味!」
(@ @) はっ!閣下! イエッサーであります!
プランタジネットとはマメ科の植物エニシダのことで、北フランスのアンジュー伯の紋章。んだでー、姫エニシダの画像をトップに貼り付けたっちゅーわけー。
薔薇の名前:『しのぶれど』(F)〔京成バラ園芸,2006〕
しのぶれど~いろにでにけりわがこひは~、いろにありありでてしもたー
楽天ショップ「バラの家」『しのぶれど』(Ant紫)国産苗新苗6号鉢植品
♪末永くお幸せに~♪
ラベル:
F
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