2010-02-12

深く沁みる声


開かないだろうと思っていた父の日最後の蕾が
昨日こんな姿で佇んでいました。

2年に亘る根頭がん腫を克服したダイアナの冬蕾。
僅かずつですが花開こうとしています。



Diana, Princess of Wales

このバラには何故か一際惹かれる自分がいます。
このバラの個体から、
振り絞り出てくるバラの魂みたいなもの、
自然と滲み出てしまう凛とした心意気のようなものが
発せられているのを感じるのです。


非科学的で極主観的感覚による思い過ごしでしょうけれど。






突然聴きたくなりました。大好きな曲の一つです。
今日はO.V.Wrightの声よりも
Little Miltonの声が聴きたくなったので。
イントロのギターが・・・。

そっと寄り添ってくれてるような
素晴らしいLive performanceです。

***


巡り会いは、単なる人との出会いではなく、
人生のどこかでクロスする縁(えにし)。

過去の言動の1点から某か繋がる今と未来。
全ての過去の点が未来永劫に亘って残りうるわけではない。

平面上の2点間を最短距離の線で繋ぐと線分が生まれ、
線分を永遠に伸ばすと直線になる。
無数に走る空間上の不可視な直線。

交わらず右に左に通り過ぎていくこともあるそれぞれの道。
同じ方向を向いていても永遠に交わることなく走る道もある。

ほんのちょっと角度が違うだけで生まれる偶然。
偶然から必然がもたらされた時に巡り会うことがあるのかも。

***

この曲も無性に聴きたくなりました。





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2 件のコメント:

  1. 初めまして、理雪と申します。
    以前から拝見させていただいておりました。
    いつも楽しく、美しく、ためになる記事をありがとうございます!

    我が家には、ハークネス作出のプリンセスがいらっしゃいます。
    同じ人に捧げられたバラなのに、どうしてこんなに趣が違うのだろうと思っておりましたが、
    以前の楽趣味さんの記事に、こちらのダイアナさんは憂いを含んだ晩年の姿とあり、とても納得できました!まさにジャストミートです。
    楽趣味さんのところのダイアナさんを拝見する度に、晩年の物憂げな悲しげな彼女の瞳を思い出し、切なくなります。
    美しいものは、切ないですね。

    我が家のプリンセスは、あの世紀の結婚式の時の彼女そのままに華やかで、ほんのり乗るピンクが何とも言えず愛らしいです。また春に会えるのを心待ちにしております。

    これからもこちらを拝見させていただくのを楽しみにしています^^
    よろしくお願いいたします。

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  2. 理雪さん 初めましてのNamaste/^^

    理雪さんというHN、とても素敵ですね。凛とした美しさという印象を受けます。うらまやすぃ~~^^;

    ハークネスのF系ダイアナは、仰るとおり華やかさを醸し出しながらも楚々とした美しさ溢れる花ですよね。在りし日のダイアナ屈託のない笑顔を思い起こさせます(残念ながら育ててはおりませんが・・・ねーんでるた~る人なので^^;)。
    HTのダイアナの方は、元ダイアナ妃の没後に捧げられネーミングされたそうですから、まさに彼女のために生まれてきたようなバラではないかと思います。実際の花をみても、自分で撮った写真を見ても、佇まいといい、漂う雰囲気と言い、香りと言い、ついつい目頭が熱くなってしまいます。超弩級感傷的ですけど(^^;;あ~、恥ずかしいww
    おちゃらけでずぼ楽ですけど、今後ともよろしくお願いいたしますね~♪

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