2009-10-10

巨匠来たりて筆を挿す?

軽井沢レイクガーデンに咲いていた『カミーユピサロ』です。
低位置奥まったところに花が咲いていたのでしゃがみ込んで撮影。
手前の葉が膨張してるみたいに見えます。
が、実際に葉が広くて大きかったです。



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てんちょブログにピサロが初めて紹介されたのは意外にも最近のことアルよ。-バラと暮らす日々-(090709) ←によると、開花が進むに連れて花が朱色がかってくるらしい。ふぅん。画像奥に咲いてる花がそんな感じかな?

Delbard「画家シリーズ」のバラは印象派画家名を冠していますね。
楽趣味には、エドガードガ、ポールゴーギャン、ポールセザンヌと言った画家はそれぞれの有名どころの作品が思い浮かびますが、カミーユピサロという画家の名前は聞き知っていてもどんな画風だったかって印象がなかったんです。

絵画:カミーユ・ピサロ「干し草の刈り入れ~エラニーにて~」●サイズF6(41.0×31...

こーんな感じの画法。点描画ですねぇ。
なんだか子供の頃に見た風景を思い起こさせる、あったか~い感じ。
物の本によると、カミーユピサロは風景画の巨匠だとか。なるほどね。
印象派の中で最も気性の激しかったポールセザンヌが心許した人物だそうで。温厚な感じが画風に出てる?


ポールセザンヌの作品としては静物画のイメージがまず湧いてくるけど、風景画も残してるのよね?
エドガードガは踊り子の印象が強いし、ゴーギャンといえば南洋タヒチの人々を描いた絵でよく知られてるし(今年東京開催されたゴーギャン展についてはココ)。

ん?
誰か肝心な画家を忘れちゃいませんか?ってんだ。
こよなく花を愛し、ジヴェルニーの庭の絵を数多く残した「光の画家」を。

「クロードモネ」
と名付けられた絞りのバラも入手は困難なのでしょうかね?


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芸術つながりで・・・
今月の上野訪問予定地はコレ↓(^^;
聖地チベット展 | 上野の森美術館

チベットへは行ったことないけど、インドの小チベットと呼ばれるラダックLadakh(北西インドのジャンムーカシミール州)を一度訪れ一週間程滞在しました〔ラダックについてはコチラが分かりやすいかな〕。
カシミールのシュリナガルという所から飛行機でヒマラヤやカラコルムのポップコーンみたいな山々を驚嘆まみれで眺めながら飛ぶこと小一時間。レーという町に着きます。カラシニコフなぞを抱えたインド陸軍兵隊さんが並ぶ中、空港のターミナルビルを一歩出るとそこは別世界。「ここは月か?」(月に行ったことないくせに^^)と思わず呟きそうになるくらい見たことのない風景が目の前に広がります。

レーを拠点として周囲の村々に点在するチベット密教の僧院(ゴンパ)を訪問しました。移動手段が車両しかなく、単独で車とドライバーを頼むにはお金もかかるし、ちょいと不安。飛行機で乗り合わせた旅行者(何故かヨーロッパ諸国の人が多かった)と数人集まって、各自のスケジュールの合う人と乗り合い割り勘で日々ゴンパ巡り(^^;
そうして足代を割り勘したうちの一人ドイツのお兄さんとはピックアップトラックの荷台に乗ってインダス川近くにあるゴンパまで行き、記念にインダス川の水(季節は夏でしたが川の水は雪解け水)に足を浸して死ぬような思いをしました。冷たいと言うより「痛い!」

しかぁ~し!
そんな痛冷たさもぶっ飛ばすような密教美術がゴンパの中に。
めくるめく曼荼羅の世界!密教美術では本場のチベットよりも芸術性が高いと言われるだけのことはありました。素晴らしい!!ラダックに辿り着くまでブログでは書けないような色んな事があったけど(^^; 来て良かった!と心底思いました。ラダックでも色んな出来事があったのですけど、それはお会いできる機会があれば...話すかもしれません〔もったいぶりぶり♪〕。
な~んちべって♪

モモもトゥクパもと~っても美味しかったですー♪

で、ラダックから帰ってきてから再度読み直したのが
↓コレ
チベット旅行記(1)

いやぁ~、実に面白い!と再認識。
行けるものなら、一度チベットも訪れてみたい。
けど、やっぱ、ラダックへ行っちゃうかな(^^)

♪ラダック良いとこ~、一度は行こまい♪
♪はー、ゴンパ トゥクパ♪

Jamilさ~~ん!
いつか一緒にラダック行きませんか~?(^^)/
 ♪

4 件のコメント:

  1. 楽趣味さんとあちらへ旅立ってしまったら仕事も家族も捨て、もしかして庭のバラもすっかり忘れ果ててしまうでせう。帰ってこないな、きっと。。。

    私も東京在住の頃チベット展を見て、ポカラ宮の荘厳さ、チベット仏教の奥深さに触れて、いつか行きたいと思い続けています。私の仕事部屋にはポカラ宮のどでかいポスターが貼ってあるのだ。高度適応しながら行くからあんまりばあちゃんになってからじゃ無理だなあ。早いとこ行かないと。

    そうそうそして、スリナガルですが、ここも行く予定になっていながら印パの紛争で行けなくなってしまいました。
    確かハウスボートが川に浮かんでいて(中はとても豪華な部屋)ここに泊まりたかったのです。パキスタン側から
    フンザまでは行って桃源郷は見てきました。陸路が
    悪くてもう尻が痛かったっす。

    とにかくあのあたりは本当に魅力的ですよね。見て思索してぼ~っとして、ゆっくり滞在しないとね。美術品も植物も宝庫ですから。

    あ~あのアジアの空気が、匂いが私を呼んでいる~

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  2. お尻が痛かったJamilさんへ 南インドは北とかなり異なり町もきれいで人も穏やか。陸路の交通ネットワークもめちゃ充実してます。
    カシミールへは一度行ったっきり。いつまでもいつまでも滞在したいところでした。パンの美味しいこと!ハウスボートは一泊だけしました。マハラニ気分を味わいながら。
    んでは、荷物が届いたので(^^)v、西ガーツ山脈のアガスティア山とカンニャークマーリの朝日の絵を貼り付けてっと。開梱しに行ってきや~~~っす。
    どちらもURLアドレスにある企業の駐在員撮影のもの。
    http://www.makaibari.co.jp/mailmagazine/2009.10.4.2.files/image001.jpg
    http://www.makaibari.co.jp/mailmagazine/2009.10.4.1.files/image001.jpg

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  3. すんまそん、ポタラ宮でしたね。
    ポカラはネパール~
    部屋でしみじみ眺めながら、あれれのれでした。
    最近ホントにドメスティックな生活なので
    横文字にすっかり疎くなってます。
    ポカラもポタラも魅力的!

    話題変わって、そ、そんなにNew Roses for 2010は
    エキサイティングですか。。。
    もう、買うまい、見るまいと心に決めていたのですが。
    買っちゃおうかなあ。

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  4. エキサイティング!!やれ君の瞳だのエモーショナルローズだの、あれやこれや怒濤の攻撃ですよ~お!わかなちゃんの画像もめっちゃ素敵!ERのRosalindって品種まで載ってますよん(^^)v
    身が持ちましぇ~~ん

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