はい? こちらロサ救急救命室、略してRER、本日の夜勤担当ドクトル楽ですが、どちらさん?
Ingrid Bergman!
了解 直ぐにオペの手配に入ります、over!
***
こんな冗談でも書かんことには、落ち込み解消できそうも梨。
(((_ _)))))ドヨーン...
いや・・・参りました。
1月も最終日になって庭で最後の調整をすべく、イングリッドバーグマンの鉢を引っ繰り返そうと持ち上げました。
その途端!
抵抗勢力の引力に引き摺られそうに・・・
誘引の紐が一つ残っていたのですねぇ・・・
で、何やら枝に凹みが出来て引っ込んで弱った箇所で「クキッ!」とな...うぅおおおお!折れ曲がってしまいました~~(--)
いや・・・参りました。
以前にも似た様なことは他のバラでやっちまったことがあるのです。んでも、その時はもっと抵抗勢力が大きかった筈なのに、こんなに簡単に「クキッ!」とはならなかったなぁ・・・と首を傾げつつ、良く切れる鋏で取りあえず切らないと、とまず剪定。チョッキンコ。
おや?切り口の所になにやら不審なものが・・・
(→これについてはWクライシス後編にて)
よくよく見ると、クラウン部分に2本あった枝の1本が株元にかけて茶褐色になりつつある。何だかいや~な予感。昨年の3月RPRの大苗がこのような状態になって・・・介抱の甲斐もなく6月頃には結局☆になってしまったのだった..。
まずい!これはぢつにまずい!
(←これはオペ後の苗木)
取りあえず、万が一のことを考えて今剪定した枝の新しめ部分を挿し穂として確保した上で...「ドッカ!」と腰を据えて観察診療。まずは元気な部分まで切り戻し・・・あれ?・・・切り戻し・・・あれ?
小刻みに切っていっても、枝の中が茶色いぞ!
まずい!これはぢつにまずすぎる!
・・・結局片側げんこつ剪定になってしまったガヤ!
んぬ?クラウン部分の外皮奥までカイガラムシが。シャカシャカとブラシで擦っている時、茶色外皮が一枚ぽろり外れ落下。よくよく見ると、なんだか台木の辺りがブニャブニャっぽい。ちょいと触ってみると爪が入りそうな感触。うぬぬぬぬ!
オペ用メスとして新調した切り出しナイフを「きらん☆」取り出してちょいとホジホジ。そしたら、維管束が腐ったスポンジ状態になっているではないか!
(←オペの凄まじさを物語る削り屑)
まずはスポンジ部分がどこまで病巣になっているかを探って・・・
ドクトル!病巣は奥深そうです!
う~ん、そうだとすると、病巣の完全摘出してしまうと苗がダメになってしまう恐れがあるなぁ。では、スポンジを囲む木質部をちょいと削ってみよう。
“シュッシャカシュッシャカ”
どこまで削ればよいのやら・・・。何やら腐敗菌に侵された様相を呈している。ニオイもドブの様な腐敗した魚の様な臭いがしてきた。色も喩えようのない変な灰茶色。
こ、これは!
完全に腐敗菌の仕業であると見た。
余り深く削るとバラ苗の命に危険が及びそうなので、何とか正常な幹の色が若干見えるか見えないかの辺りで止めて赤玉土に植え付け、集中治療室送りだわっ!
これで赤玉土すっからかんになってしまいましたわっ!
*すみませんが、オペ中の写真撮影する余裕はありませんでしたっ!
周りは暗くなってくるし、寒いし、心中穏やかじゃないし。
それにしても、こんなに長時間のオペは初めて。
しゃがんでやっていたので、足は痺れるわ、腰は痛いわ。
弱り目に祟り目
汚れ目に泣き目 ←んなこた言わない!
泣き面に蜂
焼き畑に熊 ←んなことも言わない!
踏んだり蹴ったり
振ったり打ったり ←野球じゃないんだから!
One misfortune rides upon another's back.
ドクトル楽の苦悩はこれだけで終わらなかったのであ~る(--;
・・・to be continued
=*=
イングリッドバーグマン (HT赤色) 国産苗 新苗 6号鉢植え品 ●
★店長おすすめ店長セレクション茨城県産硬質赤玉土小粒13リットル
楽趣味さんの愛情をたっぷり受けて育てられているのに、こんな事があるなんてぇ~(*ノ-;*)
返信削除一体どんな理由があってこのような状態になってしまったのでしょうか。
悲しすぎますね。。。
でも楽趣味さんのことだから、ここからまたでっかい何かを掴むんでしょうね^^
もう一つのクライシスって。。。うわ!ドキドキする^^;
ロサネコさん
返信削除>一体どんな理由があってこのような状態に
う~んと、ヒントはぁ・・・カテゴリーが一つ増設されてるってこと、かな^^;
考えられる原因は大体特定できてますが、難しいことはわっかりませ~ん、なので、今後探りま~っす。
んでも、chibeさんがずっと前にも最近にもコメントで書いてくれてることと関連することかなって目星はついてます。今回の件は何となく確信に^H^H核心に近づいたかなってかんじです。
心痛いけど。。。
へっ、呼んだ?
返信削除http://www.takii.co.jp/flower/bugs/bararui/disease/huran/index.html#
↑イングリット嬢はこんな症状でした?
じつは・・・先日ホームセンターでついお買い上げしてしまったつるミミエデン(目の前に現物があると歯止めがきかなくって・・・気が付いたらやっちまったのです・・・主婦の告白)・・・家に帰って植え替えてやったら死斑もとい紫斑がぁ(がぁがぁTT)。慌てて紫になってた枝を切り戻してやったけど、他のに感染ったらどないしよ~(;O;)浮気したアタイが悪いのよぅ(しくしく)。
浮気告白させちゃった^^chibeやん
返信削除腐乱病とも共通するかも知れませんね。けど、赤紫~紫の斑点は見られなかったです。
イングリッドはその次のステージまでいっちゃってたのかも(キャンカー)。
骨の髄までって言うでしょ?まさにそれでしたわ。
病巣を完全除去したらダメになりそうだったので、これが限界かも・・・って所でメスを止めました。
んでも、もひとつのダメージ要因がぁがぁがぁ(エコーエコー)(--;; そっちのほうが楽にはショッキングでしてん。うがぁあああ!!
バラ苗を購入する時は・・・書くのやめとこ
『いいかげん(ベランダ)占領するのやめてくれる?』
返信削除夫のこの一言で参戦する気は失せましたわ・・・(--
>バラ苗を購入する時は・・・書くのやめとこ
き、気になる(^^;明日の続編ネタですか?
『キャンカー 米ぬか』で森田健作してみてください(病気実例集)。もうご覧になったかもしれませんが、chibeはこれがショッキングでした。
ネットで激戦みるの辛いのでchibe家はもう消灯!zzz...
chibeさん
返信削除楽も闘い(?)のフロントラインに立てない組でっす♪
何もかも無理っす(^^;特に今は。でへへ。
森田賢作君は知ってましたよ~。もう随分と前から言われてたキーワードがありますよね。
楽母(←その分野に関してはな~んも知らん分からんシト)がず~っと前にぼそっと呟いた一言がきっかけだったのですけど。。。最近になって、再び頭の片隅にぼぉ~っと蝋燭の光の様に出現してたのです。何の事やらお分かりにはならないですね、これでは、さいならさいならさいなら(爆)。