2010-01-28

記憶の引き出し

半月ぶりの雨って天気予報で言っていた。
半月程前?いつ雨がふったっけ?(^^;;覚えてないや。
今日の雨は、通り雨でもなく、お湿りにもならぬ雨量だった。
昨日ニームを撒こうとして「明日雨の予報だからやめとこう」と、
一旦出した噴霧器をかたしたのに。。。(--;;


***

どこかへ出かけた時のことを思い起こして、
「あ~、あの時は雨だったなぁ」とか、
「あんときゃ、ぴーかんだった」とか、
特定の日の天候は記憶にあるけれど、
何日前に雨でしたって、そうそう記憶に残らない。



ずいぶん前に読んだ本の中で、記憶の引き出し方について記述があった。ご多分に漏れず、性別による記憶の傾向が大まかに括られていた。
それによると・・・
男が年月での記憶だとすれば、女は行事での記憶だそうで。つまり、男が「それは何年前の何月頃の事だ」と『絶対的』述懐をする傾向があるのに対して、女は「何学年の運動会があった頃だったから、ひぃ、ふぅ、みぃ・・・何年前になるかも」と『相対的』述懐をする傾向があると言うのだ。
確かに、どっちかっていうと自分史の過去の一コマを基に相対的な述懐をしながら記憶の該当引き出しへ辿り着くことが多いかもしれない。
一年前の今日、どこで何をしていたっけ?



庭で冬のバラ達と戯れながら思うこと。
花のない時期でも、バラはいつでも美しい、と。
開ききらずに凍って固まってしまった蕾はもちろん、
秋口に病気に罹って黒いシミを刻んだまま残っている葉
いったいどこにしなやかさの素を蓄えているのかと思う細茎



月初固くて乾いていて開きそうに無かった父の日蕾がここまで開花。
昨年末からまともに水遣り(水あげ/水くれ)していないのに..。
半月前の雨がこの子にも降り注いだお陰かも知れないな、と思った。
人間の天気に関する記憶力なんて、、、大したこたぁないわね^^
バラは、そこにじっと静かに佇んで自然の恵みと威力を受け入れる。
ものも言えぬ植物のしたたかな生存戦略。
思わず見入ってしまった一時でした。


=*=
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どうしても気になってしまうんですけど(^^;;
Father’sをカタカナで打ち込む時には頭の中で
「ふぁーざーず」って口ごもりながらタイピングするのでww
以上、業務連絡>YBC (^^)

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8 件のコメント:

  1. 私の記憶の引き出しは穴だらけです。
    メモってもメモがあることすら忘れっちまった哀しみにぃ(・・?)

    会社からの帰り道、
    『バラは弱い?ううん、何百年ひょっとしたら何千年前から野山に咲き、生きながらえてきた。弱いと錯覚してしまうのは、バラが望まない交配を繰り返した(あるいは、菌の絶妙なバランスを狂わせてしまった)人間のせい。』と(なんだかナウシカみたい^^;)、ふと思いました。何かわかりそうでわからない…。

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  2. なんだか。
    普段はこんな気持ちにならないんだけど。
    今日の楽さんのふぁざーずでー、見てたら
    お父さん思い出しました。

    植物の生きる力って、すごいなっていつも思います。
    動けないから弱いんじゃなくて
    動けないからこその強さを身に着けてる気がします。
    私もそうなりたあい!

    そして、記憶のこと。
    確かに、行事とお天気って結びついて覚えてる鴨~♪
    すごいですね、それに気づいた人。
    私は2.3日前の記憶が怪しい・・・汗

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  3. chibeちゃん♪ Namaste/^^ですたい!

    会社帰りのふとした感慨って凄いですよ!
    バラが望まない交配・・・そうかもしれない。自然交配で新しい種が生まれることもあるのに。人間本意の交配ってのは否定できないところありますよね。バラが命を繋ぎながら何千年も前から野辺に川辺に色んなところに生きながらえてきた歴史の中には、人の手が入っていないものもあるのでしょうから。
    菌についても、有益菌かそうでないかと区別を付けるのは、菌じゃなくて人間。傲慢さを忘れてはいけないと思います。
    あ~、何だか今夜はレイチェルカーソンを読み直したくなったわ!chibeよんのせいだかんねっ(^^)v

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  4. bloomさん Namaste羅、カステー羅^^;
    お父さんを思い出しちゃいましたか~(^^)
    私の記憶の中の父は・・・生(ナマ)父ではないのです。写真を見せられて父と認識できるだけで、写真を見た記憶が自分の父のナマ記憶と重なってしまっています。なんとな~くでしか、父の温もりは記憶にないのですよ。
    エライ色男だったらしいですけどね(^^;

    そうなんです。動けないからこその強さ、そして賢さ。ひとつところに命を懸ける→一所懸命だからこそ、人間はそのひたむきさや健気さに魅せられるのかも知れませんね。
    何もかもが全て愛おしく思えた父の日との一時でした。

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  5. ディヤウス2010年1月28日 23:11

    初めまして
    いつも拝見しながら参考にさせていただいております

    記事内容とは違いますが、アフィリ!?に赤ニームとグリーンニームが掲載されていましたので質問させていただきたくてコメント致しました

    以前、こちらの日記を読ませていただいた中で、コガネにも効果があるという記述を拝見致しました


    楽趣味さんのバラ栽培の中で特に使用頻度が多い時期、例えばいつコガネ対策で土壌にニームを使用するのが多いのか?
    当然、地域環境、使用する土質等々でも同じ時期でも効果には違いが出るとは思いますが、ぜひ参考にさせていただきたいので御教授いただけると幸いです

    本文とはまったく関係ない質問で誠に申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願い致します

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  6. ディヤウスさん

    初めまして~。
    ニームオイルについてとニームカーネルについて、2つに分けて書きます。
    ニームオイル・・・
    赤ニームを導入したのは昨年のいつ頃だったでしょうか(記憶回路をぐりぐりと巻き戻してっと・・・)たしか、発売されて1ヶ月程経った頃だったので梅雨前の時期でしたでしょうか。それまではグリーンニーム一筋で生きてきました(^^;
    冬の葉がない時期(当然グリーンニームしか持っておりませんでした)は月に1,2回のペースで1000倍希釈で撒布。
    春に新芽が動き始めた頃、芽出し肥料の時期でもありますが、その頃からは週に1回ほどのペースでやはり1000倍で、後は気温が高まるにつれ、週に2回のペースで1000倍以上。
    途中で赤ニームとのローテーションに組み替え。以降11月頃までは同様のペースで。

    次にカーネルの方ですが、昨年7月にニームケーキではないカーネルを導入し、虫の産卵が発生しやすいと言われている満月の前後2~3日のうちに小さじ1程のカーネルを鉢土(我が家はバラは全て鉢植えなのです)表面に少し埋めるような感じでばらまき。新苗や若干弱っているような苗にはもっと控えめに、或いは様子を見ながら。
    使用する土質については、てんちょんちのロサスペ(バラ用培養土)の場合は上手く溶け込むような感じでしたので特に問題は感じませんでしたが、それ以前に手元にあった水はけに若干難のあるバラ用土には工夫が必要でした。表土にロサスペを少し重ねた上で、バンブーパウダーとニームをミックスして暫く寝かせたものを薄めにマルチするような感じにしました。
    使用頻度に関しては、カーネルに限って言えば秋口産卵が終了する頃までです。ですから実質7月初旬~10月下旬まで。夏の暑い時期は成虫それ自体に効果覿面で、鉢の中で何匹も引っ繰り返っているのを拾い上げ土に返しました。涼しくなってからは、産卵防止の他に、秋バラの生育に効果があったように思います。それと、これまでシュートが発生しにくかった品種にシュートが発生したり。
    地域ごとの使用の仕方については、各地域での虫発生地域特性があるかと思いますので、それぞれに準じてやっていく必要があるかと存じます。なにせ、素人が試行錯誤でやっていることですので、昨年の反省点(やたらに放線菌が発生した鉢があってニオイで家人から苦情が出た等)を基に今年改めて試行錯誤の旅へでようかと考えています。
    とりとめもなく記述してまとまりがなくなりましたこと、お詫び致します。
    ディヤウスさんの文面から拝察するに、バラ栽培にはお詳しい方とお見受け致しました。お気づきになった点などおありでしたら、ご指導ご教示いただければ幸甚です。よろしくお願い致します。

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  7. 早朝Namaste(*_*)です!
    レイチェル・カーソン、まだ読めてないのです。昨年こちらで知ってから、沈黙の春とセンスオブワンダーが気になっているのですが。学生のころは電車通学で往復2~3時間あったので読書三昧でしたが、今は乗り継ぎやらなんやらで読書できないのです。
    私の無知な頭で、バラが望まない交配=弱い品種を作り出しているのだという、クリエーターさんの事を否定するようなことを書いてしまい、大変申し訳ありません(この場をお借りしてる楽趣味さんにも<(_ _)>)。クリエーターさんがいらっしゃらなければ後世に名を残す名花は生まれなかったであろうし、その栽培方法すら確立(まだ途上でしょうか)されなかったでしょう。現に私はいわゆるブランドローズしか育てていませんが、小さな虫の害以外(黒星はご愛敬)は何も悩まされていません(土・肥料・ニームは全ててんちょんちの資材を使用)。バラの気持ちになり、バラの住みやすい環境づくりを提供してくれるてんちょんちだからこそ、理屈抜きにバラを育ててみたいという気持ちになって買い物ができるのでしょう。
    謝るくらいなら書き込むな!と読んでいる方からつっこまれるかもしれませんが、こんな考えもあるのかな~くらいにとらえていただければ幸いです。人様のブログでいつも長々とごめんなさい。

    楽趣味さんのブログ読んでいると、自分の何ちゃらスイッチがONになるんですねぇ~ふしぎですねぇ~さいなら、さいなら(淀川さん風)

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  8. chibeちゃん 朝遅いNamaste/^^
    いろいろとありがとうございます!「率直で的を得た」ご意見と「自らの言動を常に振り返る」姿勢は素敵です。(ご意見の良し悪しを述べているのではありませんよ~)chibeさんの発想というか、着眼点にはいつもハットトリックさせられ貰って火星ですから~(^^)v
    レイチェルカーソンは時代を超えて今を生きる私たちに様々な深い問いかけを残してくれてます。機会があれば是非その世界に触れてみてて下さい。

    >人様のブログでいつも長々とごめんなさい。
    いえいえ。いつも節度とマナーを守ってくださっているのに・・・謝ることは一つもありませんよ~。
    どう考えても事実無根のことや謂われなき事実の歪みが見受けられるコメントに関しては速攻削除致しますので。管理者権限発動!(^-^)そんなえらそうなもんじゃありませんが;;

    >自分の何ちゃらスイッチがONになるんですねぇ
    最上の誉め言葉ありがとうございます!涙ちょちょぎれるくらい嬉しいです!これからもめげずに逝くです!

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