2009-12-28

思いのままに

去年の今頃もバラの土替えに精を出していた。もちょっと寒かったような記憶がある。年末の忙〔せわ〕しなさに全身まみれてはいたけれど^^、時間があれば庭に出て作業を続けていたっけ。
何に一番時間を費やしていたかというと・・・
植え替え作業そのものではなく、土替えをして出た古土の整理。篩にかけて古根を除去して乾燥させてリサイクル土ボックスへ。それまでに入手してきた用土はさまざまで、ピートモスの多い物、赤玉土だらけなの?ってなもの、有機物の多投してありそうな物などなど。
土替えはバラだけではないので、古根と微塵土の除去にやたらに時間を費やし、気が付いたら日没サスペンディドってことも。。。

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同じ動作の繰り返しに飽きを感じ、
ふと見やった視線の先にぽつりと一輪バラが咲いていた。

2008年12月27日のエドガードガ


今年の土替え作業は、これまでと比べると格段にスムーズ。しかも古根の除去作業がスピーディに進む。そりゃあそうだ。多くの鉢土が昨年秋にリリースされたローズスペシャル、またの名をロサスペ(「バラの家培養土」)なのだから。すべての用土がそうではないのが残念なのだけど。
それでもまだ土替えの出来ていないバラが幾つか残っている。ロサスペ以前の用土で植え付けた分の土の乾きが不十分で根を傷める可能性があるから年越しの予定。

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今年はバラ栽培日誌代わりのブログを始めたことによって、これまで自分が試みてきたことの幾つかを庭という空間とデスクという空間それぞれで整理する端緒が付けられた年だったと思う。ブログの開設に背中を押してくれた「ロサウィルス感染者Rosalinds」に感謝!

アリガトヨーヨー( ・_・)/-------◎


自分の臭覚・皮膚感覚をフロントラインとした「何となく」感覚たる直感に依拠しながらの自己流無農薬栽培。もともと化学合成薬剤の臭いが嫌いだからという単純な理由ではあったけれど、自分を含めた人間も自然の一部であるってことからすれば、私がバラだったら「臭い薬剤は撒かないで!」って声なき声を挙げるだろうから、そうした単純な理由に基づいたバラ育て・植物育てもあながち軌道を外したことではないのかも知れない・・・バラを見てはどこかしら何かしら少しずつ納得してきた数年間だった。


2009年12月27日のスヴニールドゥルイアマード
ぱるぷる(パープル)な色合いが増してきたような感じ。


庭には暖冬の影響からか、まだまだたくさんの蕾がある。開花を促進させるために袋がけしている蕾も幾つかあるけれど、今日その袋をすべて外してから帰省の途につこうと思う。理由は一つ。「私がバラだったら寒い空気であっても息苦しさを感じないだろうから」。人間の得手勝手かもしれないが、未開のままに終わったとしてもそれはそれで仕方ないかなと。これまで冬に咲くバラに特に何かしたって事もなかったから。切り花にして花瓶に挿しても朽ち果てるだけかも知れないし、持っても行けないから。
出かける前には庭の植物たちに「行ってくるけど、毎日あんたたちのこと思ってるからね。母ちゃんが帰ってくるまで自分の好きなように過ごしておいて良いんだよ。」と声かけていこうと思う。夏の小旅行時にそうしたのと同じように。。。

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植物は「それぞれが自らの意志を持っているのではないか」と思う時がある。声には出せない代わりに、花・葉・茎・枝・棘・根その他すべての器官をフル活用して自らの意志や思いを表現しようとしているのでは、と。
中でも、根は土の中にあって、その全貌をためつすがめつ眺めることは滅多にないけれど、根の状態が良くなければ必ず地上部のどこかに何らかの症状が現れてくるものだ。昨日植え替えをしたカルーナという植物がまさにそうだった。鉢土は水分を含んでいるにもかかわらず地上部はカサカサ状態。鉢から抜いてみたら酷い根詰まりを起こし所々に根腐れしていた。これじゃあ根が動物の血管の役割を果たすどころではなく、酸素も栄養も地上部に供給できず自ら息の詰まる状態に陥っていたはずだなぁ(購入した苗の根底を崩さず鉢増ししただけだったが、今にして思えば植え付ける時ヤケに根底がタイトな感じだったから少し崩して確認すれば良かった)と、思い切って地上部をバッサリ剪定すると同時に健全な根だけを残し、残った根の周りを良質の用土が覆うようにして小さめのポットに植え替えておいた。うまく復活してくれることを祈りながら。

縁取りのピンクが褪せてしまっているピンクアーティスト。
この時期でも葯から花粉がこぼれている。実を付けやすい品種。

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また来年も季節ごとに病害虫にハラハラしながらのバラ育てが待ち受けているかも知れない。けれど、今年幾つか確信を得た事象を土台の一角にして大らかに対処していこうと思う。色々な観察結果も無駄にせず次のステップを踏み出すために活かしていければ良いなとも。

インド古代からの伝承科学であるAyur Veda(息吹の科学)の基本理念は、いかに病気に罹りにくい体力を付けるかにあると言う。病気に罹らない体力を付けることも大事だが、如何にして予めの準備を日頃から怠らないかがもっと大事であるという考え方。
そのために必要な栽培者から植物への働きかけとして出来ること。
それは、「目で(愛で)見て確認」と「触って確認」。
問いかけることは出来ても相手は喋れないから、その分この二つの確認を自分自身への負担を増やさずに万遍なく出来たら良いなぁということをキボンヌ(^^;
そのための(「ずぼらの許容範囲を広げるための」と言い換えます)補助役として、これまたAyur Vedaでも活用されている植物ニームNeemを今後とも上手く活用していきたいと考えている。即効性は求めず、緩慢かも知れないけれど確実に着実に植物にとっても動物にとってもより良い生育・生活環境を築いていくという大前提に立ちつつ。。。


好きなように咲いて良いんだよ。
好きなときに咲いて良いんだよ。


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2 件のコメント:

  1. 行ってらっしゃいまし。
    気をつけて^^

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  2. 到着しました~!
    インド料理食べて来ました。

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