2009-07-03

青き山麓に咲く薔薇は・・・

世界バラ会連合が3年に一度開く、文字通り世界のバラの祭典「世界バラ会議」。第15回めは、先月下旬、カナダでバンクーバー大会が開催されました。そして、今大会の殿堂入りを果たしたバラは。。。

トゥらららららららら・・・タンっ!

この御方!〔click here in detail〕

グラハムトーマス(高ER黄)国産苗大苗6号鉢植品

そう、我が家の過酷な環境庭で、首を伸ばすだけ伸ばして、陽の光を浴びようとする元気なグラハムトーマスが、とうとう、ついに、やっと、殿堂入りを果たしたのでしたーーー。おめでとーー!おめでとーー!
そうやよね、だいたいネットで苗探しても、いつも売り切れって感じのERですもん。



てんちょが以前ERは黄色系に強いって言っていた意味がちょっと分かったような気がした今年の春。ほとんど手をかけてなかったのに、よく咲きました。今もツルをくにゅくにゅ伸ばして、「ぅおーーい!どこまで行くんだーー!」って感じです。思わず画像に「グラハム頑張る」ってタイトルつけてしまいました。

さて、来年のサッカーワールドカップは南アフリカで開催されます。
バラの世界会議も次回は南アフリカで開催予定です〔click here in detail〕

って世界バラ会連合のHPを見ていたところ、おぉっ!んまっ!なんと!
インドのバラ園が「優秀ガーデン賞」を受賞しているじゃないのさ。
しかも、南インドのウーティのバラ園。
ウーティってのは愛称みたいなもので、正式にはウダガマンダラムUdhagamandalam。早口で3回言ってみんしゃい、舌噛むかもよ。この地名の音は南インド独特のものですね。タミルナードゥ州のニールギリNilgiri県の県庁所在都市です。ニールギリNilgiriというのは「Nil(青い)+giri(山)」って意味で、西ガーツ山脈に属する山です。風光明媚です。紅茶の産地としても有名です。飲んだことありませんか?「ニールギリ(ニルギリ)茶」が紅茶のブルーマウンテンと呼ばれるのは、この地名に由来してます。

世界遺産に最近登録された世界最古の山岳鉄道である「ニルギリ山岳鉄道」でも知られるウーティですが、そのウーティにあるバラ園が優秀ガーデン賞を受賞していたとは!知らなかったわ!・・・って自分がウーティに行ったときはそのバラ園は未だ出来ていなかったのでは?
いやぁ!受賞の歓びが当時の新聞でも報道されています.。

おまけに、その年は、日本の福山市にある「バラ園」と大阪市西区にある「靫公園」も受賞してるんですね。アジアから3バラ園の受賞。ま、大阪で開催されたから地元びいきってのがあったのかなかったのか...わかりません。

おっと、肝心のインドのバラ園はCentenary Rose Gardenて言います。ウーティには19世紀イギリス植民地支配下での植物園もありますから、機会があればコルカタ(旧名:カルカッタ)の植物園〔ヨーロッパにもたらされたバラの一つがコルカタの庭に咲いていたということから、勝手に聖地化しているんですけど〕とも併せてじっくり訪れたいところです。トイトレインに揺られて♪ヤッホ、やっほ、ほほやほや~♪

ウーティでのお泊まりは~、ホテルの庭も素晴らしい、サマーガヴァメントにもなった~、あの有名なコテージホテル!

 
20090703のスライドショーは大阪のバラです。
 ♪

2 件のコメント:

  1. トーマス君はバラを初めて間もなくのころ本で見て、いつかお迎えして、でもってこの方でアーチを作ってみたいなぁ~なんて夢を持っている花です。

    楽趣味さんのお宅って、お庭のバラも基本コンテナなんですか。一見すると地植えで見事に咲いているように見えるんですけど・・

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  2. みけさん

    トーマス君ね^^; なんだか懐かしい♪
    ステムがしなやかで細長くて扱いやすいですよ~。

    画像はコンクリテラスの一番北西側なんです。グラハムは10号スリット鉢に植えてます。既に新しいシュートが小さなアーチを描いてます(^^;

    バラはすべて鉢植えです。この冬にエリザベス女王を地植にしようかと考えてますけど(殆ど成長しないから)、どこに植えようか考え中。

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